税理士の仕事…

法律を取り扱う仕事は数多くあります。資格は簡単に取得することのできるものではありません。どれも難易度が高く、法律の専門知識が必要となりますから、取得するまでには長い年数が必要となる場合もあります。

税理士と弁護士の共通点としては、どちらも簡単に資格を取得することができないということがあります。資格の勉強を始めてから合格するまでの年数は早い方でも2年ほどかかる場合が多く、長ければ5年にもなります。

税理士の資格試験は、合格しなければならないと決められている科目は5科目あります。1年に1科目ずつの合格でも良いという「科目合格制度」となっています。1年間ずつ着実に合格していくことができますので、最も確実な合格方法であるといっても良いでしょう。

弁護士の資格試験は試験制度が変わりましたが、法科大学に入学してから計算しても、3年はかかってしまいます。

仕事はどちらも人を相手にする点で同じです。知識だけでなくコミュニケーション能力もなければ、開業してからスムーズに業務を進めることができるかどうかが違ってくることになるでしょう。

「最高峰の資格」として知られる弁護士は、登録をすることによってほかにも行うことのできる仕事があります。法律にかかわる内容であれば、非常に幅広い業務を手がけることができます。税理士の仕事に関しては法律のほか、数字に強くなければならないという特徴があります。税理士試験を受験するための資格として求められる簿記検定の1級も、持っているとかなり有利な資格となります。