税理士の仕事…

税理士には、会計事務所で働きながらその資格を活かすというという方、独立して開業する方がいます。経験を積めば、さらに企業のコンサルタントとして活躍することもできます。

顧問になると、その顧客の資本金の大きさによって料金が異なります。企業の発展に貢献することになりますから、それだけやりがいもあります。

仕事内容は大きく分けると二つあります。会計業務と税理士業務です。会計に関しては法人が認められていましたが、税理士業務は認められていませんでした。ですが、仕事の内容が高度になってきたこと、個人の力だけでは行うことのできないこともあり、法人となることが認められたのです。

税理士法人は、税理士法で認められている特別法人となります。資格を持っている方が二名以上いれば、設立することができます。会社としては合名会社に準じた扱いとなっています。これによって、ひとりではできなかった仕事も、多くの税理士が協力し合うことによって解決が早くなり、スムーズな業務の提供ができるようになりました。

資格試験の内容としては簿記と財務諸表論が必須事項ですが、残りは選択科目となっています。得意分野を受験することができるようになっていますから、不得意分野がどうしても出てきてしまいます。

法人になれば、多くの仲間が集まって仕事をすることが可能です。得意な仕事ができるようになりますから、お互いにカバーすることができるというわけです。

税理士が多くいる地域には、法人数も増えてきています。特に企業の規模が大きくなれば、法人を利用するメリットを実感することができるでしょう。